発達障害公表の栗原類、反響に驚く
モデルでタレントの栗原類(21)が22日、NHK総合「あさイチ!」に出演、自身が発達障害の診断を受けたことを公表した後の反響の大きさに驚いたことを明かした。
栗原は昨年5月25日の同番組でアメリカで過ごし始めた8歳の時に、発達障害の一つであるADD(注意欠陥障害)と診断されたことを公表している。MCの井ノ原快彦から「昨年、(発達障害と診断されたことを)公表してくださいましたが」と水を向けられると「発達障害の子を持つ親の方々から、勇気づけられたという言葉が多くてビックリした」とコメントした。
番組では子供の発達障害について特集。言葉がうまく出ない子供の例も取り上げたが、栗原も「が」がうまく言えなかったといい「『ちがう』を『ちわう』と言い張っていた。母親は笑ってくれていたんですが、何度も指摘されることで半年ぐらいで『ちがう』と言えるようになった」と告白。「なので、周囲の協力はとても大切です」と訴えた。
また、母親については「ぼくは母子家庭だったので、母親は仕事、家庭と全部背負った。自分というより、母親に苦労させたという思いはある」と振り返った。そんな母親からは「人生は徒競走ではなくマラソン。スタートダッシュでいきなり息切れしてリタイアするより、長く続けることが大事と言われている。ぼくも、今これをやる、ということよりも、長く続けることを大切にしている」と、今も母親からの教えを守っているとした。