お笑いタレントの上沼恵美子（６１）が２６日、読売テレビの「上沼・高田のクギズケ！」に出演し、覚せい剤取締法違反で逮捕された高知東生容疑者（５１）とＭＣとして共演していたことを明かした。高知が高島礼子（５１）と結婚する前で、上沼に高島への愛情をとうとうと語っていたという。

　２人でＭＣを務めていたのは同局系の日曜昼に放送されていた「週刊えみぃＳＨＯＷ」。１９９９年から始まり、２人は初代司会者として共演した。

　上沼は「男前でね」と振り返り、「高島さんと結婚する前でした。スタッフらみんなで食事に行ったの。帰ろうというときに」とエピソードを語った。高知がざぶとんを直し、「上沼さん」と呼び止めた。高知が「お座りください」と言うので「なんやろう」と思いながら座った。高知はじっと上沼を見つめて「すみません。ぼく、結婚したいんです」と打ち明けた。

　上沼は「ごめんなさい、私は人妻なんで」と答えたという。これに共演者や観客は大爆笑。上沼は手を広げて「ほんまやって。あの真剣さは」と訴えた。しかし、高知は予想外の上沼の反応にコケてしまったという。気を取り直してから「ご存じの高島礼子です」と話したそうで、「心から愛しています」と高島への愛情を訴えた。高知は高島との“格差”をほのめかしたようだが、上沼は「結婚したらいい」、格差は「関係ない」と激励したという。

　高知は「産まれてこんなに人を愛したことがない」とも言っていたという。