【ボート】毒島誠が2度目のG1V
「開設62周年記念・G1尼崎センプルカップ」(19日・尼崎ボート12R)
2号艇の毒島誠(30)=群馬・92期・A1=が2コースまくりで快勝し、2010年1月の浜名湖新鋭王座以来となる通算2度目のG1優勝を飾った。
人気を背負ったのは地元で1号艇の金子龍介だったが、スタートで遅れた。一方、2コースの毒島はきっちり1艇身のコンマ15のトップスタートを決めて、1マークを豪快にまくって、他艇を突き放した。2着に新田雄史、3着には浜野谷憲吾が入った。
毒島は10年1月の浜名湖新鋭王座Vの後は、G1優勝こそなかったが、昨年8月のまるがめMB記念(ボートレースメモリアル)でSG初優勝を果たし、賞金王決定戦(グランプリ)にも出場した。今年は1月の浜名湖周年、2月の平和島地区選、戸田周年とG1優出を続け、今年4度目のG1優出でタイトル奪取に成功した。
勝った毒島は「どうしたら差せるかと思っていたけど、まさかの展開。差されても攻めた方が悔いが残らないので、1Mは全速で行きました。仕上がりも、ターンも100%です。まくって勝てたのはでかいですね」と大喜びだった。