【新馬戦】あのオグリの孫が初陣V

レッドルモンドを突き放すストリートキャップ(右)
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 「新馬戦」(6日、新潟)

 伝説がよみがえるか‐。88、90年の有馬記念などG1で4勝を挙げ、国民的アイドルホースとして活躍したオグリキャップを母の父に持つストリートキャップ(牡2歳、父ゴールドアリュール、母ミンナノアイドル、美浦・斎藤)が、見事に初陣をVで飾った。

 道中は中団を追走し、直線で内ラチ沿いから芦毛の馬体を躍動させて鋭く抜け出した。芝1800メートル=1分48秒4のタイムも新馬戦としては優秀だ。

 岩田康誠騎手は「流れに乗れて、いい勝ち方をしてくれました」とセンスの良さを褒める。同馬の母はオグリの最後の産駒で、このストリートキャップが初子となる。母、祖父、祖母が全て芦毛で、自身の毛色は明らかに母系から受け継いでいる。

 斎藤誠調教師は「最初はダート馬かと思ったが、調教を進めるうちに芝でも走れる体になった。中団から馬群を縫って、味のある勝ち方をしてくれた。話題性もあるし、大事に育てていきたい」とうなずいた。なお、次走は未定となっている。

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