【セントライト記念】イスラボニータV
3枚
「セントライト記念・G2」(21日、新潟)
これが皐月賞馬の貫禄だ。単勝1・4倍の断然人気となったイスラボニータが、余裕の手応えで秋初戦をクリアした。
サングラスが逃げる展開を好位5、6番手で追走。うまく折り合いも付き、抜群の手応えで直線へ。先に皐月賞2着馬で、2番人気のトゥザワールドが先頭に躍り出たが、残り200メートル手前でこれを目掛けて一気にスパート。並ぶまもなく交わし去ると、最後まで楽な手応えでフィニッシュ。2分11秒7のタイムで、2冠のかかる菊花賞(10月26日・京都)へ向けて好発進した。2着にトゥザワールドが粘り込み、接戦となった3着には、4着馬を鼻差抑えた10番人気のタガノグランパが入り、上位3頭が菊花賞への優先出走権を獲得した。