【いちょうS】クラリティがレコードV

 力強く抜け出して、いちょうSを制したクラリティスカイ&横山典
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 「いちょうS・重賞」(11日、東京)

 意気揚々と東上した関西馬が、レコードタイムで完勝だ。好位で進めた4番人気クラリティスカイが、直線で抜け出して後続を完封。従来のコースレコードを0秒1更新する1分33秒5で駆け抜け、初のタイトル獲得を決めた。

 道中は4番手を追走。「切れるタイプではなさそうだったから。描いた通りの位置取り、流れ。最後は垂れることはないと思った」と初騎乗の横山典弘騎手。早め先頭の競馬で持ち前の持久力を見事に生かした。「強い競馬と言えば強い競馬。距離は延びても心配ない」。この勝利でJRA通算2500勝を達成した関東の名手は、今後の活躍に太鼓判を押す。

 オープン特別として行われた昨年は、勝ち馬イスラボニータがのちに皐月賞1着、ダービー2着。クラシックへの重要ステップを制しただけに、飛躍の期待は高まる一方だ。2着に2番人気ネオルミエール、3着に3番人気ミッキーユニバースの藤沢和雄厩舎の2頭が入った。単勝1・4番の断然人気に支持されたサトノフラムは、直線で全く伸びず10着に惨敗した。

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