【毎日王冠】文元の狙いグランデッツァ

 「毎日王冠・G2」(12日、東京)

 波乱決着となった先週のスプリンターズSで馬単2万6040円を大本線で的中!馬サブロー・文元の日曜東京11R・毎日王冠の予想をデイリーホームページで特別に披露します。本命は9グランデッツァ。開幕週の絶好の馬場で持ち前のスピードを存分に発揮するとみました。同じくスプリンターズSで馬連を的中させた馬サブロー・矢野は復調気配漂う4ダイワマッジョーレの復活走に期待します。

 台風19号が関東地方に接近するのは月曜以降の見込み。開幕週の絶好の馬場コンディションならば、先週のスプリンターズSとは一転して高速決着になることは明白。ならば、今春レコード勝ちを決めたグランデッツァ(都大路S)、ワールドエース(マイラーズC)が有利だ。

 両者の直接対決は皐月賞、日本ダービー、安田記念の3回でいずれも後者に軍配が上がっている。では、勝負付けは既に終わっているのか?答えはNOだ。直近の戦いとなった安田記念は不良馬場で極悪なコンディション。ワールドエースは大外枠で、対照的にグランデッツァは最内枠。レースでは真ん中より外めの枠を引いた馬が上位を占めた。この一戦はノーカウントとみていい。

 古い話だが、グランデッツァは札幌2歳Sではゴールドシップ、スプリングSではディープブリランテといった、のちのクラシックホースを一蹴している。G1級の力量の持ち主であるのは疑いようがない。その後はやや精彩を欠いていたものの、3走前の都大路Sでは完全復活を印象づけた。勝ち時計(1分43秒9)もさることながら、直線でグングン後続を引き離していく様は圧巻だった。

 戦績が示す通り、ややムラがあるとはいえ、好走パターンがあるのも確か。それはズバリ鉄砲と距離だ。休み明けでは2勝をマーク。また、9F戦では全4勝を挙げている。条件のそろった今回は絶好の狙い目。函館記念の10着大敗で人気を落とすようなら、配当的にもおいしい。

 ワールドエースとのワンツーフィニッシュが濃厚だが、2頭に割って入る可能性があるとすればロサギガンティア。NHKマイルCでは4着に敗れたとはいえ、最も強い競馬をしていた。その決め脚は侮れない。馬単9から15、11、8、14、2。(文元 仁)

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