【府中牝馬S】ディアデラマドレが完勝
「府中牝馬S・G2」(18日、東京)
4番人気のディアデラマドレがゴール前で鮮やかに抜け出し、エリザベス女王杯(11月16日・京都)の優先出走権を獲得した。
大外枠からオツウが軽快に逃げる展開。道中は後ろから2番手を追走。徐々にポジションを上げて行くと、直線では先に抜け出したホエールキャプチャを目掛けてスパート。これを難なくとらえると、最後は外から伸びてきたスマートレイアーの追撃を半馬身抑え、1分45秒7のタイムで前々走のマーメイドSに続き2つ目の重賞制覇となった。
藤岡康太騎手は「内枠だったけど、無理に下げることなく、リズム良く行こうと思っていた。レベルの高いメンバーに豪快に差し切ってくれた。素直にうれしいですね」と笑顔。昨年のエリザベス女王杯は9着。「自分自身がうまく乗れなかった。今年は馬も成長しているし、楽しみですね」と大舞台へ夢を膨らませた。2着には最後方から伸びた1番人気のスマートレイアー。3着には先行した2番人気のホエールキャプチャが入った。