「開設６５周年記念・滝澤正光杯・Ｇ３」（１９日、千葉）

　ケガで休場中の深谷知広が日本競輪学校校長の滝澤正光氏と場内でトークショーを行った。

　本来なら千葉記念のあっせんがあり、バンクで勇姿を見せるはずだった。しかし、９月に前橋のオールスター競輪３日目「シャイニングスター賞」で落車。左鎖骨を折ったため、トークショーでの千葉登場となった。

　約３００人のファンが集まった会場で、深谷は「骨折をした左鎖骨は手術をせず、自然治療。今週から少しずつ練習を始めて、自転車に乗る練習は来月に入ってからの予定」と現状を説明した。

　注目の復帰戦については「競輪祭（１１月２１日初日・小倉）から復帰したいけど、今の段階では厳しそう。骨折した鎖骨よりも、肩の靱帯（じんたい）が痛くて、手を上げられない状況。走るだけなら大丈夫だが、出場すれば人気になるし、よく考えて復帰する」と明言を避けた。