【ボート】11月デビューの岡山勢に注目

11月デビューの岡山115期生トリオ。左から前原哉、山下昂大、高橋悠花
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 ボートレースは115期生の26人(うち女子7人)が11月にデビューする。9月19日に行われた「卒業記念レース」で優勝した野中一平(19)などに注目が集まるが、岡山県倉敷市の児島ボートで練習に励む、高橋悠花(23)、山下昂大(22)、前原哉(19)の3人も注目すべきだろう。

 登録番号4841の高橋は「バレーボールを9年間、フェンシングを5年間やっていました」とのこと。やまと学校(ボートレーサー養成所)では思うような成績が残せなかったが、目標は大きく「家族に大きい家をプレゼントしたい」と目を輝かせる。将来は「オールスターに出られるような選手になりたい」と語った。

 4842の山下は水島工業高校時代にバドミントンのダブルスで高校総体5位に入るなど、全国でも実力上位で鳴らしていたとのこと。当面の目標は「これまで支えてくれた方への恩返し」と控えめだが、将来の夢は「SGレーサー」と大きい。

 4853の前原は、父が元競輪選手で91年のふるさとダービー弥彦で決勝に進出(7着)した前原雄大さん。座右の銘は「笑う門には福来たる」で、当面の目標は「親孝行」。そして「将来はレディースチャンピオン(女子王座決定戦)やクイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)に出たい」と語った。

 3人とも11月に児島ボートでデビューするが、男子の山下は7~12日の「第30回日本モーターボート選手会会長杯」、女子の高橋、前原は28日から12月3日の一般競走がデビュー。いずれも初日に児島ボートの「ガァ~コステージ」で新人選手紹介ステージがあり、ファンの前に顔を出す。

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