「戸田プリムローズ・Ｇ１」（２９日開幕、戸田）

　戦う支部長に注目だ。「Ｇ１・開設５８周年記念戸田プリムローズ」が２９日から１１月３日まで、埼玉県のボートレース戸田で開催される。このＰＲのため、埼玉県都市競艇組合の尾島寿業務担当参事、飯野千浩氏が２４日、この戸田周年に参戦する埼玉支部長の須藤博倫（３７）＝８３期・Ａ１＝を伴い、東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

　尾島参事は「プリムローズは桜草の意味で、戸田市の花なんです」とタイトル名の由来を説明。「戸田は推理を堪能できるコース。１枠から買っても結構な配当になる」と小回りターンの面白さをアピールした。

　賞金ランク４４位（２３日現在）の須藤は「年末を見据えて勝負する。この２節（次は福岡Ｇ１）が鍵だし、地元のタイトルはほしい」とグランプリ出場をもくろむ。松井繁、山崎智也、吉田拡郎など強豪がズラリとそろうが「７月の蒲郡周年を勝てたのが自信になった」と臆するところは全くなかった。

　最終日にボクシング世界王者の内山高志がトークショーを行うなど、イベントも盛りだくさん。６日間で５０億円の売り上げを目指す。