【ボート】大村MB誕生祭は池田浩二V
「モーターボート誕生祭・G2」(9日、大村)
12Rの優勝戦は3コースの池田浩二(36)=愛知・81期・A1=がトップSを決めてまくり差しで勝利。6コースの原田幸哉、2コースの田村隆信が差して2、3着だった。人気を集めた1号艇の太田和美は1Mで落水。3連単は(3)(6)(2)は4万4480円の好配当で決着した。
スタートラインに対して3メートルの向かい風。穏やかな水面コンディションで迎えた優勝戦は、波乱の結末を迎えた。枠なり3対3の進入からほぼ横一線のスリット。インの太田はコンマ09のSで先マイに出るも、ターンマークに激突するアクシデント。3コースの池田がまくり差しで切り込み先頭に立った。
一般戦V2だった池田は、今年特別レース(G2以上)初制覇。「どうしても優勝したかったから無我夢中で差した。クラシック(ボートレースクラシック=総理大臣杯、15年3月17~22日・尼崎)の出場権が取れて本当にうれしい」とニッコリ。4月から6月、9月と計90日のF休みを消化したが、SG3優出が効いて14位でグランプリ(賞金王決定戦、18~23日・平和島)へ。「これで少しは余裕を持って行ける。グランプリでもいいレースを見せる」とキッパリ。年末の大一番を前に勢いを加速させ、グランプリ連覇のかかる平和島へ乗り込む。