【競輪】長渕剛がGP記者会見登場
「KEIRINグランプリ2014」(30日、岸和田)
今年のKEIRINグランプリのイメージアーティストを務める歌手の長渕剛(58)が18日、東京都内のホテルで行われた同レースの共同記者会見に、サプライズゲストとして登場。優勝賞金1億円をかけた競輪界最高峰のレースに出場する9選手を自ら激励した。
「KEIRINグランプリ2014」は年間のG1競走優勝者に加えて、獲得賞金上位の計9人で争われる競輪界最高峰のレース。わずか1レースのみで優勝賞金1億円が獲得できる年末恒例のビッグイベント。
大みそかに4度目のNHK紅白歌合戦に出場が決まり、15年8月22日には男性ソロアーティスト史上初となる10万人規模の野外ライブ「長渕剛10万人オールナイト・ライヴ2015in富士山麓」を開催する長渕にも引けを取らないスケールの大きな一戦だ。
「KEIRINグランプリ」の魅力に賛同した長渕は、4月にイメージアーティストに就任して、約10年ぶりとなるテレビCMの出演を果たした。さらに6月にはイメージソング「走る」をリリースした。
芸能界屈指の肉体派として知られる長渕だけに、日ごろの鍛錬で筋肉のよろいに身を固めた競輪界のトップ9選手のボディーには興味津々の様子だった。
長渕は「荒ぶる男たちの魂を身近に感じる。9選手にこの距離で会うとワクワクする」と語り、続けて「とにかく握り拳をつくって見守るだけ。『頑張れ』と見守るだけです。どんなに困難でも、何かに一生懸命に突き進むのは美しい。その美しさが好きなんです。彼らの応援団長としてここに立たせてもらっている」と9選手にエールを送った。
長渕の登場で、開催まで2週間を切った1億円バトルもいよいよヒートアップしてきた。芸能界のカリスマに闘魂注入された14年競輪界のベスト9が、年末の岸和田で1年を締めくくる最高の戦いを繰り広げるはずだ。