【POG】マルターズアポジー逃げ切る

5R、逃げ切ってVのマルターズアポジー=中山競馬場(撮影・田村亮介)
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 「3歳新馬」(28日、中山)

 急坂で後続を突き放し、7番人気のマルターズアポジー(牡、美浦・堀井)が2分4秒5のタイムで芝2000m戦を逃げ切った。スタートして勢い良くハナを奪うと、道中は14頭を従えて軽快なリズムを刻む。やや外へ膨れ気味に直線を向いたが、最後まで脚色が鈍ることはなく、ライバルに追撃の余地を与えなかった。「物見をしたり、敏感。でも、能力はありますよ」と手綱を取った武士沢友治騎手。父ゴスホークケンは07年の朝日杯FSの覇者で、母は03年のフェアリーSを制したマルターズヒート。両親が重賞勝ちを決めた中山で鮮やかに初陣を飾った。

 なお、3馬身差の2着は好位から運んだ1番人気のドラゴンハピネス、さらに首差の3着は中団から脚を伸ばした11番人気のファインドヌーヴだった。

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