桜花賞馬オグリローマンが死亡 24歳
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94年の桜花賞を制したオグリローマン(牝)が3日、病気のため生まれ故郷である北海道新ひだか町の稲葉牧場で死亡していたことが明らかになった。24歳だった。
地方競馬で7戦6勝の戦績を引っ提げて中央入り。JRA2戦目のチューリップ賞で2着に入り優先出走権を獲得して臨んだ桜花賞は、武豊騎手を背に中団から鮮やかに末脚を伸ばし、2着ツィンクルブライドを鼻差で退けた。
結果的に中央での勝利はこの1勝(8戦)だけだったが、国民的アイドルホース・オグリキャップの妹でもあり、現役時代は大きな注目を集めた。
3日には91年の桜花賞馬シスタートウショウが27歳で死亡するなど、かつての名馬の訃報が続いている。