【ボート】高田ひかる大金星の水神祭
「オールレディース第23戦・G3」(7日、まるがめ)
2013年11月にデビューしてから1着なしだった高田ひかる(20)=三重・113期・B2=が4日目(7日)11R、昨年のクイーンズクライマックス(賞金女王決定戦)を制した日高逸子(福岡)、さらに同レースで2着の平高奈菜(香川)をまとめて撃破する大金星を挙げた。
139走目での初1着は、最も不利とされる6コースからスタートを決め、一気にまくる豪快なレースだった。「強いメンバーだったのでレース前は怖かったけど、1マークを回って先頭に立ってビックリした。最後の最後まで平高さんに追いかけられたけど、勝ててうれしいです。時間はかかったけど、1着を取れて良かったです」と笑顔。だが、話を終えたあとに同期の向井田真紀(広島)が駆けつけると、2人で抱き合って号泣した。その後は先輩レーサーから水神祭(節目の勝利で水面に放り込まれるボートレース界の儀式)の祝福を受けていた。
11Rは人気薄の高田が1着。平高が2着に入り、3着は西村美智子(香川)。1号艇で人気を背負った日高が4着と舟券に貢献できなかったため、3連単(5)(2)(4)は14万5210円(83番人気)と高配当が飛び出した。