【POG】ポルトフォイユが圧勝発進

新馬戦を快勝したポルトフォイユ=阪神競馬場(撮影・石湯恒介)
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 「2歳新馬」(28日、阪神)

 国内屈指の良血馬が性能の高さを見せつけた。圧倒的な支持を集めた1番人気ポルトフォイユ(牡、父ディープインパクト、栗東・高野)が1分50秒0のタイムでV発進。3番人気のウインクレド(4着)が後続を引き離して逃げる展開で、序盤は中団の外め。徐々にポジションを上げて、直線は内に進路を取った2番人気レッドヴェルサス(2着)との争いになったが、楽な手応えで5馬身差をつけた。曽祖母が83年のオークス馬ダイナカール、祖母が96年オークス、97年天皇賞・秋を制したエアグルーヴ。さらに母ポルトフィーノは半姉にアドマイヤグルーヴ、半弟にルーラーシップがいる。武豊騎手は「調教の動きからも期待していたが、レースに行ってもいい感じだね。来年が楽しみ」と能力の高さと将来性を感じ取っていた。

 なお、さらに4馬身差の3着には4番人気のディトが入った。

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