【競輪】新田祐大がオールスター初制覇

オールスター競輪を制し、ガッツポーズを見せる新田祐大=松戸競輪場(撮影・村中拓久)
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  「オールスター競輪・G1」(23日、松戸)

 最終日11Rで行われた決勝は、最終2コーナーからまくった新田祐大(29)=福島・90期・S1=が1着。優勝賞金4410万円(副賞含む)を獲得した。

 3番手の好位を確保して、豪快まくりで圧倒した。新田はゴールした瞬間、何度も腕を高々と突き上げた。3月にダービー王となった新田が、今年2回目のG1タイトルをゲットした。

 ダービーでは3車の接戦での勝利となり、敢闘門に引き揚げるまで自分の勝利を確信できなかったが、今回は2着に3車身差をつける完勝劇。思う存分にウイニングランで勝ち誇り、ヘルメットを観客スタンドに投げ入れるサービスまでみせた。

 レースは竹内雄作(岐阜)‐大塚健一郎(大分)が残り2周の赤板ホームストレッチで上昇して先行。すぐさま新田‐神山雄一郎(栃木)が3、4番手確保に動き、竹内‐大塚、新田‐神山、桐山敬太郎(神奈川)‐渡辺晴智(静岡)‐武井大介(千葉)、稲垣裕之(京都)‐稲川翔(大阪)で一列棒状の展開。

 最終ホームストレッチで桐山が仕掛けたが不発。2コーナーで8番手から稲垣が反撃を見せるが、新田も3番手からまくり敢行。最終3コーナーで先頭に出切ると、そのまま押し切った。2着は新田の踏み出しに離れながらも続いた神山。3着は稲垣。

 新田は勝利者インタビューで「昨年のオールスターが終わったときから、来年(今回)のオールスターを目標に練習してきた。3月のダービーを獲ってから、いいレースができなくなってしまっていたが、これで払しょくできたと思う。これからはもっと積極的に走れると思う」と話した。

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