【POG】白毛馬シロインジャーは14着
「3歳新馬」(19日、阪神)
関西圏における世代最後の新馬戦を制したのは5番人気ソリティール(牡、父ゴールドアリュール、栗東・吉田)。脚力を示し、ダート1800メートルの舞台で完勝デビューを決めた。勝ちタイムは1分53秒1。道中は中団のインを追走し、4角では前を射程圏に入れて好位の外へ。直線半ばで先頭に踊り出ると、力強い脚勢で後続を3馬身突き放した。「強かった。初めて乗ったけど、真面目でパワーがある。エンジンがかかるのは遅かったけどね」とミルコ・デムーロ騎手は素質を賞賛した。
なお、注目を集めた白毛馬シロインジャーは14着に敗退。母ユキチャンは交流重賞3勝馬。ブチ柄で人気のブチコは叔母にあたる“アイドル候補”は向正面で早めに押し上げて場内を沸かせたが、勝負どころで後退して馬群にのみ込まれた。「距離が長過ぎた。スピードがあるし、ストライドも大きい。マイルで後ろから競馬をした方がいい」とクリストフ・ルメール騎手は振り返った。
3番人気のワンダードゥエーロが中団から伸びて2着。1番人気のマグナムインパクトがさらに1馬身1/4差の3着だった。