【競輪】山原さくらが地元で優勝報告会

高知競輪場で優勝報告会を行った山原さくら
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 「よさこい賞争覇戦・G3」(15日、高知)

 3月12日に「ガールズケイリンコレクション(GKC)2016名古屋ステージ」で優勝した山原さくら(23)=高知・104期=が15日、G3開催中の地元高知競輪場で、優勝報告会を行った。

 山原は冒頭で「4年目にして、やっと(ガールズケイリンの特別レースを)優勝することができました。地元で報告会ができてうれしいです」とあいさつ。「ガールズケイリンコレクションは10回目で優勝できました。今まで大きいレースは苦手意識があって、力を出せずに終わることが多かったですが、名古屋は優勝できて良かったです」と笑みをこぼした。

 そのGKCは奥井迪(東京)の番手から鋭脚を繰り出しての優勝。MCで元競輪選手の山口幸二氏に「迪ちゃんの後ろってどうだった?」と聞かれ、山原は「男ですね。女性の雰囲気が感じられません」と奥井の先行力を評した。

 父で現役競輪選手の山原利秀(47)からの祝福は「おめでとう」の一言だけだった。「父にレースのことを言われるとイラッとするので、最近はあんまり話をしません。父娘ってそんなもんでしょう」と会話が少ないことを明かした。

 最後に「今年もガールズグランプリ(12月28日、立川)に出場することを目標にしています。今の(脚の)状態なら行けると思うので、応援をよろしくお願いします」と締めくくった。

 優勝報告会の直前には、日本競輪選手会高知支部(支部長=野本博俊)主催のチャリティーオークションが行われ、山原が出品したユニホームなどの詰め合わせが最高値(1万6000円)で落札されるなど盛り上がり、総売上金(4万6500円)の一部は同支部を通じ、14日に発生した熊本地震の被災地へ寄付される。

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