【京王杯SC】サトノアラジン重賞初V
「京王杯SC・G2」(14日、東京)
豪快な末脚で3番人気のサトノアラジンが快勝。安田記念(6月5日、東京)の優先出走権をゲットした。
中団の後ろで脚を温存。残り400メートル過ぎからエンジンに火がつくと、坂を上がって先行馬たちをまとめてかわし去った。1分19秒6のコースレコードタイで、5歳の春にして待望のタイトルに手が届いた。初コンビの川田将雅騎手は「強い競馬でした。道中の雰囲気も良かった。途中フワフワしていたので、そのあたりだけ気をつけて乗っていた。初めての1400メートルを克服してくれたし、次の1600メートルはもっと強い競馬をしてくれると思います」と笑顔で話した。2着に7番人気のサンライズメジャー、3着に2番人気のロサギガンティアが入った。1番人気のエイシンスパルタンは7着。なお、このレースで3カ月ぶりの実戦復帰を果たした浜中俊騎手(4番人気ダッシングブレイズ)は4着だった。