ウオッカの子3頭目で待望の初勝利

初勝利を挙げたタニノアーバンシー=京都競馬場(撮影・石湯恒介)
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 「京都5R未勝利戦」(21日、京都)

 G1・7勝の名牝ウオッカの3番子タニノアーバンシー(牝3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が1番人気に応えて快勝。2番手追走から抜け出し、直線は後続を完封した。ルメール騎手は「反応が良かった。2000メートルの距離もちょうどいい。ラストは抜け出してやめていたけど、上に行ける馬」と評価する勝ちっぷりだ。

 G16勝のシーザスターズとの配合で生まれたウオッカの子は本馬で3頭目。ボラーレ、ケースバイケースと勝利を挙げられず、この馬も6戦目でV。待望の初勝利となった。角居勝彦調教師は「長かった。重賞並みのプレッシャー。久々にいい仕事ができました。これから盛り上がってくれれば」と笑顔。谷水オーナーも「ホッとした。3頭目で初めてですから」と目を細めた。フランケルと配合した4番目の牡馬は1歳で、早ければ来年にデビューする。

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