総合技術高は夏の大会出場可能
学生野球の処分を決める日本学生野球協会の審査室会議は9日、2月に当時の1年生部員が自殺し、部内いじめが要因の一つとされた広島県立総合技術高校(三原市)を7月10日まで対外試合禁止とすることを決めた。
全国高校選手権大会の出場をかけた広島大会は7月11日開幕で、参加は可能となった。ただし、部室などでいじめたとされる5人を含む現在の2年生は全員、広島大会への選手登録を認めないことも決定した。
いじめによる自殺が起きた事案の審議は初めて。審査室会議では、上級生は関与していないとして、3年生が夏の大会に出場できるよう、対外試合禁止の期間に配慮した。