利府初勝利 万城目が先制、決勝打
2枚
「全国高校野球・1回戦、利府4-2佐賀北」
両校とも毎回得点圏に走者を置きながら四回までは無得点で進み利府が五回、均衡を破った。2死二塁で1番・万城目が中堅手のグラブをはじく適時三塁打を放って先制し、なおも2死三塁から、2番・上野の中前適時打で1点を追加した。
その場面を試合後、利府の穀田監督は「気持ちの強い子なんで、あの場面では打ってくれるだろうなと思っていました」と万城目への信頼感を語った。
佐賀北は六回、1点を返して迎えた2死三塁で代打・松尾が右越え適時二塁打を放ち同点に追いつく。
だが、利府はその裏、2死満塁で1番・万城目が中前へ2点適時打を放って勝ち越した。
殊勲の万城目は「2年生ですがずっと1番を任されて自信もついてきていたし、しっかりしたスイングをしようと思っていました」と話した。
佐賀北は九回、阿部を攻めて2死満塁と詰め寄ったが、あと1本が出なかった。