高校軟式野球、三十回で決着せず

 第59回全国高校軟式野球選手権大会第5日は29日、兵庫県の明石トーカロ球場で、前日に0-0で延長十五回規定によりサスペンデッドゲーム(一時停止試合)となった中京(東海・岐阜)と崇徳(西中国・広島)の準決勝が十六回から再開された。大会史上最長を更新する三十回まで無得点で勝負がつかず、30日に再び三十一回から試合を始めることになった。

 前日から投げ続ける中京の松井と崇徳の石岡が粘り強くピンチをしのいだ。崇徳は三十回に安打と四死球で1死満塁のサヨナラの好機をつくったが、併殺に終わった。

 この勝者と三浦学苑(南関東・神奈川)が戦う決勝は31日に実施される。

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