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野茂氏、米野球殿堂入りならず

2014年1月9日

米殿堂入りを逃した野茂英雄氏

　競技者部門の殿堂入りは全米野球記者協会（ＢＢＷＡＡ）に在籍１０年以上の記者による投票で７５％以上の得票が必要。アストロズ一筋で通算３０６０安打を記録したクレイグ・ビジオ氏は７４・８％（４２７票）でわずか２票届かず。初めて候補に入った昨年も３９票足りなかった。ステロイド時代の象徴とされているロジャー・クレメンス、バリー・ボンズ両氏はそれぞれ３５・４％、３４・７％で、候補１年目だった昨年の３７・６％、３６・２％から微減した。

　近鉄から９５年にメジャー移籍し、日本人選手のパイオニアとして注目された野茂氏は得票率１・１％（６票）で、５％以上の候補者に与えられる来年のノミネートの権利を失った。

　新たに殿堂入りした３人は７月２６、２７日にクーパースタウンで開かれる式典に出席する。

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