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球児、２戦連続無安打無失点も「最悪」

2014年8月10日

試合前の全体練習に参加したカブス・藤川＝シカゴ・リグレーフィールド

　六回に１度、八回に２度。ベンチからの指示で計３度、肩を作ってマウントに上がった藤川は最初の２人はいずれもフルカウントから三ゴロ、一ゴロ。先頭モリーナに投じた６球のうち３球がワンバウンドになるなど、全１４球のうち半分がボールだった内容を振り返り、「リハビリをやってきて一番よくなかった。きょうは最悪です」と話した。

　原因は自分でもわかっている。「体が横振りになっている。体が前に行かずに横に回ってしまってるんでボールが制御できない」。それでも三者凡退に仕留めたことに「悪い中で結果が出たことはマイナスではない。『次に行ける』というのはすごく重要なので焦ることはなっかったですけど、よくないなあとは思ってました。（肩を）３回つくった。そういうところを１つずつクリアしていけてるので素人的にはオッケーです」と前を向いた。

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