ホーム速報

 文字サイズ

イチ対戦右腕「大輔のいいときみたい」

2014年9月10日

試合前の打撃練習で快音を響かせたヤンキース・イチロー=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

試合前の打撃練習で快音を響かせたヤンキース・イチロー=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

拡大写真はこちら

 過去の対戦打率・091(11打数1安打)と相性の悪い右腕アーチャーからイチローが2つの快音を響かせた。

 初顔合わせとなった13年6月23日に1安打して以降、今年6月30日まで3度の対戦で8打数無安打。しかし、試合後のイチローは相性の悪さを口にすることなく、「ずっとやってない印象だから」と淡々。攻略のための研究についても「だれに対してもあるように彼に対してもある」と多くを語ることはなかった。

 粘り勝ちした打席は七回だ。ワンボールから4球連続ファウルで劣勢に立たされたが、最後は内角156キロの速球にバットを折られながら打ち返した。カウント1‐2からファウルでしのいだスライダーを「曲がりが遅いんですよ、(メッツの松坂)大輔のいいときみたいに。手前で曲がってくるから厄介なんですよ」と振り返った。

前ページ12



大リーグニュース