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イチロー、サヨナラ弾呼び込む二塁打

2014年9月12日

試合前の練習でベースランニングをするヤンキース・イチロー=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

試合前の練習でベースランニングをするヤンキース・イチロー=ニューヨーク・ヤンキースタジアム

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 イチローが「1点」を守ったプレーもあった。六回の守備。2死二塁の場面でゴロの打球を処理して本塁へ送球した。バウンドしたボールは一塁側に逸れたが、捕手マキャンが好捕し、最後はホームに飛び込むようにして走者をタッチアウト。イチローに今季4個目の補殺が記録された。

 打球に対して果敢にチャージすることなく送球したプレー。「通常ならもっと前にチャージしていく場面だけど外野の芝がすごく悪いからなかなか行けない。普通に行けばアウトなんだけど、より慎重にいってるから」。試合後のイチローは確実に捕球することを優先させたことを説明しながら「スピードを使えないので肩の力がないと投げられない」と言った。

 試合前の遠投はイチローのルーティンのひとつ。日々の積み重ねが勝利に結びついた。

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