マーリンズ25歳大砲と13年377億で合意
大リーグ、マーリンズがジャンカルロ・スタントン外野手(25)と13年3億2500万ドル(約377億7千万円)で合意した、と14日(日本時間15日)、米スポーツ専門サイト、CBSスポーツが伝えた。
今月8日に25歳になったばかりのスタントンは右打ちの大砲。2010年6月に20歳の若さでデビューして以来、5年連続20本塁打を記録。今季は145試合に出場して打率・288、ナ・リーグ最多の37本塁打、自己初の大台となる105打点をマークし、MVP投票で2位に入った。
今回の契約は、昨オフにタイガースとミゲル・カブレラ内野手(31)が合意した10年2億9200万ドル(約339億円)、07年オフにヤンキースがアレックス・ロドリゲス内野手(38)と結んだ10年2億7500万ドル(約319億6千万円)を大きく上回るプロスポーツ史上最大規模。将来ののびしろへの期待が契約内容に反映している。
スモールマーケット球団として知られるマーリンズの今季開幕時の総年俸は約4200万ドル(約48億8千万円)。一人の選手が球団の7・7倍分の大金を手にしたことになる。