ヤンキースからフリーエージェント（ＦＡ）になっていたイチロー外野手（４１）が、マーリンズと１年契約で基本合意したことが２３日（日本時間２４日）までに分かった。大リーグ関係者の話を総合すると、年俸は１５０万ドル以上（約２億円）とみられる。現在、出来高など、諸条件の詳細を詰めており、週明けにも正式発表されるという。

　ヤンキースで同僚だった田中将大投手はこの日、イチローの移籍に関して球団広報を通じてコメントした。

　「イチローさん、黒田さんがいらっしゃらなくなり、今シーズンはお二人の存在の大きさを実感するシーズンになると思います。イチローさんとは１年間、同じチームでプレーでき、とても貴重な時間を過ごすことができました」と感謝。

　さらに「プロとして野球に真摯に取り組む姿勢など、多くのことを勉強させていただきました。マーリンズとは今シーズン試合があるので、対戦する機会があるかもしれませんが、まずは自分自身がしっかりと調整してマウンドに立てるように頑張ります」と今後の対戦を見据えていた。