大リーグ、キューバでOP戦開催か
上原浩治、田沢純一両投手が所属するレッドソックスとオリオールズが今春、キューバでオープン戦を行う可能性を探っている、と9日(日本時間10日)、スポーツ専門局、ESPN(電子版)が伝えた。
同サイトによると、現時点では具体的な話には発展していないが、レッドソックスのファンとして知られるケリー国務長官が中心となって話を進めていると思われるとしている。
また、ボルティモア・サン紙(電子版)は、オリオールズが99年3月に単独でキューバを訪れ、代表チームと親善試合を行っていることを挙げながら、デュケットGMも前向きな姿勢を見せていると伝えた。
米国とキューバは61年以来、国交を断絶しているが、オバマ米大統領が昨年12月の演説で国交正常化の交渉を始めることを表明。その後、大リーグ各球団が米政府の許可なしにキューバ選手との契約が可能になるなど、野球に関する両国間の距離は縮まりつつある。