殿堂入り投手、マー君を酷評 開幕前も…
レッドソックスなどでメジャー通算219勝を挙げ、サイ・ヤング賞を3回受賞している殿堂入り右腕、ペドロ・マルティネス氏がラジオ番組でヤンキースの田中将大投手の初登板について「状態は65%」「マイナー投手よりはよかったかもしれない」などと語った、と大リーグ公式サイトが10日(日本時間11日)伝えた。
開幕前にも田中将の右肘について警告を発しているマルティネス氏。同サイトによると、田中将が4回5失点で敗戦投手となった6日(同7日)のブルージェイズ戦を見たという同氏は「タナカの状態は65%ぐらいだったと思う」と万全でなかったことを指摘。「マイナーから急いで昇格させた若い投手よりはよかったのでは」と酷評しながら「しかし、最終的にはやり返すでしょう。タナカはまだ自分のボールを投げられていないと思う。タナカは本来、積極的にストライクゾーンを攻めて行くピッチャーだが、(初登板の試合は)攻めているように見えなかった」と今後の巻き返しに期待していたという。