イチロー、元阪神タラスコと15年ぶり再会

 「マーリンズ4-6ナショナルズ」(4日、ワシントン)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「7番・左翼」で出場し、4打数2安打1打点。7戦ぶり今季4度目のマルチ安打で連続試合安打を「5」に伸ばし、打率を・282とした。1点リードの八回二死満塁の場面では二塁へ適時内野安打を放ち、貴重な追加点を挙げた。しかし、その直後に味方中継ぎ投手が崩れて逆転負けを喫した。

 実に15年ぶりの再会だった。試合前の全体練習。外野でキャッチボールをしているイチローの元にあいさつにやって来たのは、ナショナルズのトニー・タラスコ一塁ベースコーチだ。

 阪神の助っ人として2000年に来日。102試合に出場し、打率・239、19本塁打、57打点を記録した、あのタラスコだ。「場所は忘れてしまったけど、イチローとはオープン戦のときに会っているんだ」

 ずっと笑顔の絶えなかった2人。気になる会話の中身は「日本でプレーしていた時のことや僕の親友のアロンゾ・パウエル(92~97年に中日、98年に阪神)のこと。あとは阪神で一緒にプレーしたツボイ(坪井、現DeNA1軍打撃コーチ)の話にもなった。イチローはとても仲がいいみたいだね」と明かした。

 阪神退団後は02年にメッツでメジャー復帰し、その年を最後に現役を退いている同コーチは、イチローの練習の様子を見ながら「あれだけ動けるならまだまだやれる。まるでヤングマン。若い選手たちと変わらないよ」と感嘆の声を上げていた。

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