「マーリンズ－ナショナルズ」（５日、ワシントン）

　マーリンズのイチロー外野手（４１）が「７番・左翼」で出場。二回の先制適時打と三回の中前打で２戦連続マルチ安打を記録。連続試合安打も６に伸ばした。

　４月２５日の初対戦で３打数１安打だった剛腕、ストラスバーグに対し、二回無死三塁の好機に左前適時打。カウント１－２と追い込まれながら１３０キロの外角カーブを鮮やかに流し打ち、ライナー性の打球で狭くなった三遊間を抜いた。

　８番エチャバリアの死球で二塁に進むと、９番レートスが投前へバント。ストラスバーグの一塁へのワンバウンドの送球を、一塁ベースカバーに入った二塁手がわずかに後ろにそらすのを見て一気にホームイン。瞬時の好判断でチームに２点目をもたらした。

　三回二死一塁の打席は中前打。ワンボールからの２球目、１５１キロの内角速球を弾き返し、二遊間を破った。