イチ4打数無安打チームはサヨナラ負け
「ブルージェイズ4x-3マーリンズ」(9日、トロント)
マーリンズのイチロー外野手(41)が「9番・指名打者」で出場し、4打数無安打。スタメン出場28試合で5度目となるノーヒットで打率が・271となった。
今季初めて指名打者で起用されたイチローは二回の第1打席で左飛。過去の対戦打率・429(63打数27安打3四球)と相性のいい左腕、バーリに対し、カウント1-1から116キロの内角カーブを捉え切れなかった。同点の五回は先頭で左飛。2ボール1ストライクからの4球目、135キロ直球を打ち上げた。
同点の六回2死一、二塁の好機は一ゴロ。カウント2-2から137キロの内寄りツーシームに詰まらされ、一塁カバーに入った投手にわずかに及ばなかった。九回1死走者なしの打席は中継ぎ右腕のヘンドリクスに対し、カウント2-2から153キロの外角速球を打って出たが、左飛だった。
試合は、マーリンズが1点リードの九回に守護神のラモスがエンカーナシオンに逆転サヨナラ2ランを浴びて2連敗となった。