イチ3戦ぶり先発 1カ月ぶりマルチ安打

 「マーリンズ14-3レッズ」(11日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「8番・右翼」で出場し、5打数2安打1得点。6月15日以来、今季9度目のマルチ安打で打率を・253とした。

 3戦ぶりにスタメン出場したイチローは、2点を追う三回の第1打席で左前打。右腕のイグレシアスに対し、フルカウントから150キロの外角高めの直球を左中間へ弾き返すと、打球はスライディングキャッチを試みた左翼手のグラブからこぼれた。

 1点ビハインドの五回無死一塁の場面は1ボール2ストライクからの6球目、150キロの高めの直球を打って中飛。2点リードの六回の打席は右腕のアドコックに対し、2ボールからの3球目、153キロ直球に遊ゴロだった。

 イチローが再び、快音を響かせたのは七回だ。先頭のゴードンから7打者連続安打で一挙に7点を奪った後の打席で右腕のビラリアルに対し、1ボールからの2球目、151キロの外角低め直球を左前へ弾き返した。後続の適時打で生還した。

 14-3と大勝モードの八回の打席は1死二塁の場面で右腕のコントレラスに対し、フルカウントから6球目、148キロの外角直球を打って出て左飛だった。

 試合は、マーリンズが五回に元楽天のマギーの2点適時打で逆転に成功。さらに七回には球団新記録となる9打者連続安打を含む10安打8点の猛攻で一気に突き放した。

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