イチトレードない マーリンズ方針固め

 大リーグ、マーリンズがイチロー外野手(41)をトレードに出さない方針を固めていることが13日(日本時間14日)、分かった。今月末のトレード期限を前にして球団関係者が「イチローはどこにも行かない。8月も9月もここでプレーするだろう」と話した。

 イチローは昨オフにヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、マーリンズと“第4外野手”として1年契約で合意。ヒル編成部長は前半戦を総括した12日の会見で、けがや打撃不振に見舞われた若いレギュラー外野陣のサポート役としての働きを高く評価しながら「イチローと契約した理由がここにある。今季はここまで苦しんでいるが、真のプロであり、ゲームを熟知している」と話した。

 また、6月の時点でジェニングス監督がイチローの来季について「球団内で話し合っている」と、契約延長に前向きであることを明かしている。

 今季のイチローはここまで89試合のうち84試合に出場し、打率・253、7盗塁、19得点。代打で39試合、守備で5試合に途中出場し、スタメンでは40試合で打率・264を残している。

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