「フィリーズ３－１マーリンズ」（１８日、フィラデルフィア）

　マーリンズのイチロー外野手（４１）は「１番・右翼」で出場し、４打数１安打１得点、１盗塁だった。５試合連続安打で打率は・２５７。六回に今季８盗塁目となる二盗を決め、メジャー通算５００盗塁まであと５とした。

　前半戦最終戦となった１２日のレッズ戦以来となる１番で起用されたイチロー。初回の第１打席は、過去５打数無安打の右腕ビリングズリーに対し、フルカウントから１４６キロの内角高め、カットボールを打って出たが一ゴロ。四回、先頭で迎えた第２打席は１ボールから１３５キロの外角低めチェンジアップを打って投ゴロだった。

　０－３の六回は２番手左腕ディークマンに対し、１ストライクからの２球目、１３５キロの外角スライダーをライナー性の打球で中前へ運んだ。次打者の２球目には今季８個目、メジャー通算４９５盗塁目となる二盗に成功。右翼線適時二塁打で生還した。

　２点を追う八回には先頭打者で４番手右腕ジャイルズの初球、１５６キロの内角高めの速球を打って出て中飛だった。

　試合はマーリンズが序盤に３点を失った後、三、四、五、八回にいずれも得点圏に走者を進めながらあと１本が出なかった。後半戦２連敗で借金は今季最多タイの１５となった。