イチロー5の0、2戦連続無安打
「マーリンズ3-8パドレス」(31日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・右翼」で出場し、5打数無安打。2試合連続ノーヒットで打率を・241とした。
この日の相手先発は、13年8月4日の対戦で3打数無安打に封じられている右腕のケネディ。一回無死一塁の打席は、1ボールからの2球目に一走のゴードンが二盗を決めて好機を拡大した後に見逃し三振。カウント2-2から見送った5球目、148キロの外角低め直球をストライクと判定された。
三回は先頭で三ゴロ。カウント1-1からの3球目、122キロの外角高めカーブを三塁線際に弾き返し、快足を飛ばしたが、及ばなかった。1点を追う五回2死二塁の場面は空振り三振。カウント2-2からの5球目、外角高めのボール気味の150キロ直球にバットは空を切った。1点を追う八回1死走者なしの打席は中飛。2番手右腕、ベノアに対し、2ボールからの3球目、151キロの真ん中直球を打ち上げた。
中継ぎ陣の乱調で5点を追う展開となった延長十一回は先頭で二ゴロ。5番手右腕、クエッケンブッシュに対し、1ストライクからの2球目、124キロのカーブを捉え切ることができなかった。
試合は、マーリンズが1点を追う九回2死の場面でディートリックが右越えソロを放って延長戦に突入した。しかし、延長十一回に中継ぎ陣が4安打4四球の大乱調で勝ち越し点を許して3連敗。チームの借金は今季最多を更新する19となった。
トレード期限だったこの日、マーリンズはベテラン先発投手のレイトスと一塁手のモースをドジャースへ、ベテラン先発のハレンをカブスへ、そして、中継ぎのダイソンをレンジャーズへ放出したことを発表。見返りに得たのはいずれもマイナー選手で来季を見据えたトレードとなった。