イチ、日米通算4187安打 歴代2位へ
「ブレーブス1-4マーリンズ」(9日、アトランタ)
マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・右翼」で出場し、4打数1安打1四球、1得点。九回の三塁打で日米通算4187安打とし、メジャー歴代2位のタイ・カッブの記録まであと4本とした。同1位はピート・ローズの4256安打。
この日の相手先発は右腕のミラー。過去の対戦成績4打数無安打のエースに対し、一回の打席は空振り三振。カウント1-2から151キロの高めの速球にバットは空を切った。
2点を先制した二回2死一塁の場面で四球。2点リードの四回2死二塁の打席は遊ゴロ。2ストライクからの4球目、150キロの外角高め速球を打って出たが、打球は遊撃手の正面だった。リードを3点に広げた六回2死一、三塁の場面は3番手左腕、デトワイラーに対し、カウント1-1からの3球目、150キロの内角速球を叩いて二ゴロだった。
3-1の九回1死走者なしの打席は、5番手左腕、マークスベリーに対し、2ボール1ストライクからの4球目、148キロの内角高め直球を右翼線へ鋭く弾き返し、三塁を陥れた。後続の適時打で4点目のホームを踏んだ。
試合は、マーリンズ打線が2回に2点を先制すれば、投げては先発のハンドが7回2安打1失点と好投。九回にはイチローの三塁打を足掛かりに追加点を挙げ、連敗を6で止めた。