イチ、田沢撃ちで日米通算4188安打
「マーリンズ5-4レッドソックス」(11日、マイアミ)
マーリンズのイチロー外野手(41)は「7番・右翼」で出場し、2打数1安打2四球、1打点、1得点。打率は・250。九回の左前打で日米通算4188安打とし、メジャー歴代2位のタイ・カッブの記録まであと3本とした。
二回の第1打席は、2死一塁の場面で初対戦のナックルボーラー、ライトに対し、ストレートの四球。1点を追う四回は先頭で2ボールからの3球目、129キロの外角高めナックルを打って出て左飛。六回無死二塁の場面でも再び、ストレートの四球で出塁し、後続の適時打でホームを踏んだ。
2点ビハインドの七回1死満塁の絶好機は右犠飛。4番手右腕、オガンドの初球、154キロの内寄り直球を鋭く振り抜いたが、打球は右翼フェンス前で右翼手のグラブに収まった。
1点を追う九回1死一塁の場面は、右手首骨折で故障者リスト入りした上原に代わって抑えを任された田沢と対戦。1ストライクからの2球目、151キロの外角直球を左前へ弾き返し、後続の同点犠飛をお膳立てした。
試合は、マーリンズが4点差を跳ね返し、延長十回、サヨナラ勝ちした。