イチロー、日米通算1999得点

 「ナショナルズ7-4マーリンズ」(30日、ワシントン)

 マーリンズのイチロー外野手(41)は「2番・右翼」で出場し、4打数1安打1得点。7試合ぶりの得点で日米通算2千得点に王手をかけた。打率は・251。

 今季3度目となった相手先発・ストラスバーグとの対決。過去の対戦成績5打数3安打の右腕に対し、初回無死一塁の打席は初球、151キロの内角直球を鋭く振り抜き、右翼線二塁打。9試合ぶりの長打で好機を拡大し、4番ボアの14号3ランを呼び込んだ。シーズン38得点目で日米通算1999得点(日本658、メジャー1341)とした。

 3点リードの三回は先頭で二ゴロ。フルカウントから7球目、151キロの内角直球を打って出たが、打球は野手正面のゴロだった。

 2点リードの五回は先頭で遊ゴロ。2番手右腕・フィスターに対し、1ストライクからの2球目、140キロの外寄りシンカーを捉え切ることができなかった。

 3点ビハインドの七回2死走者なしの場面は二ゴロ。3番手左腕・リベロに対し、2ボールからの3球目、154キロ直球を一、二塁間へ打ち込んだが、二塁手がうまく回り込んだ。

 メジャーでは過去7人が通算2千得点を記録しており、歴代1位はリッキー・ヘンダーソンの2295得点。以下にタイ・カッブ、バリー・ボンズ、ハンク・アーロン、ベーブ・ルース、ピート・ローズ、ウィリー・メイズが続く。

 試合は、マーリンズが初回に3点を先制したが、先発のハンドが踏ん張り切れずに逆転負け。借金は今季最多の27となった。

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