マー君、右肘内視鏡手術成功
大リーグ、ヤンキースは20日(日本時間21日)、エースの田中将大投手(26)がニューヨーク市内の病院で右肘の骨棘(こっきょく)除去手術を受けたと発表した。
骨棘とは骨に付着した靭帯や軟骨が骨化したもの。球団によると、日本時代から存在した骨棘を内視鏡手術で除去。投球練習再開までに6週間を要し、来年2月のスプリングトレーニングには間に合うという。
田中は球団を通じて「本日、骨棘除去の手術を受け、無事に成功しました。来年のキャンプには万全の体調で臨めるよう、しっかりリハビリに励みたいと思います」とのコメントを発表した。
田中の手術の一報を受けて即座に反応したのはヤンキースと同じア・リーグ東地区のライバル、レイズのエース、クリス・アーチャー投手(27)だ。
自身のツイッターで「骨棘があると投げるのはきつい」と同情。ヤンキース移籍後の2年間はけがに苦しみながらも44試合に先発し、25勝12敗、防御率3・16の好成績を残している田中について「とても尊敬している」と敬意を表した。