岩隈マリナーズ新投手コーチと顔合わせ
今季終了後にマリナーズとの契約が満了する岩隈久志投手(34)が27日(日本時間28日)、メル・ストットルマイヤーJr.新投手コーチらとシアトル市内で顔合わせを兼ねた昼食会を行うことが分かった。26日(同27日)、ジェリー・ディポトGMが明かした。
スコット・サービス新監督の就任会見が行われたこの日、マリナーズはストットルマイヤーJr.投手コーチとティム・ボガー・ベンチコーチが新たに来季のコーチ陣に加わることを発表した。
岩隈の引き留めを今オフの最優先課題に挙げているマリナーズ。地元紙は岩隈側が1年平均1000万ドル(約12億円)以上の3年契約を求めていると報じているが、同GMは「内々の話は公にはしない」としながらも「我々が必要としていることをクマは知っているし、我々も彼が残留を望んでいることを理解している。彼の家族も含め、お互いにとってベストの決断になるようにしたい」と話した。
同GMは27日の昼食会では「契約の話はしない」と説明。同席するストットルマイヤーJr.投手コーチは「まず彼の話を聞きたい。お互いを知ることで信頼関係を築いていきたい」と来季以降を見据えた食事であることを示唆した。
岩隈のマリナーズでの4年間の成績は47勝25敗2セーブ、防御率3・17。けがに見舞われながらも毎年9勝以上を挙げ、13年には球宴にも選ばれている。