「ワールドシリーズ・第４戦、メッツ３-５ロイヤルズ」（３１日、ニューヨーク）

　ロイヤルズ（ア・リーグ）がメッツ（ナ・リーグ）に逆転勝ちで、３勝１敗としてＷシリーズ制覇に王手をかけた。

　ロイヤルズは三回にコンフォートのソロとグランダーソンの右犠飛で先制を許した。五回にメッツ先発マッツから１点を返すも、その裏にコンフォートに再びソロ本塁打を許しリードを広げられてしまった。

　六回に１点を返し、１点差で迎えた８回、２四球と相手失策で３-３の同点とし、ムスタカスの右前適時打で逆転。さらに１点を加え２点のリードを奪った。

　八回から２イニングを守護神デービスが無失点で抑え、逆転勝ちで３０年ぶりのワールドシリーズ制覇に王手をかけた。

　メッツはコンフォートの二本塁打などで八回までリードするも、セットアッパーのクリッパードが２四球と乱れた。交代で登板した抑えのファミリアも、２安打を許し逆転を許した。

　対戦成績を１勝３敗とされ崖っぷちの状況となり、メッツは第５戦に先発するエースのハービーに全てを託す事となった。