青木がFA 来季オプション行使せず
大リーグ、ジャイアンツは青木宣親外野手(33)に対し、球団が選択権をもつ来季の契約550万ドル(約6億6千万円)のオプションを行使しないと4日(日本時間5日)、複数の米メディアが伝えた。青木はバイアウトとして70万ドル(約8400万円)を手にし、フリーエージェント(FA)となる。
メジャー4年目の今季の青木は93試合に出場し、打率・287、出塁率・353、14盗塁、5本塁打、26打点、42得点をマーク。特にシーズン前半は打率・317、出塁率・383、12盗塁とオールスター級の活躍を見せたが、中盤以降は度重なる死球で右足骨折、さらには脳震とうで故障者入り。8月20日に戦列復帰を果たしたが、脳震とうの“後遺症”に悩まされ、9月4日以降プレーすることなく、シーズンを終えた。
地元紙、サンノゼ・マーキュリーのアンドリュー・バガーリー記者のツイッターなどによると、ジャイアンツは今回のオプションの行使を見送ったが、新たな条件で青木と再契約を結ぶ可能性があるという。