Rソックス上原、来季は“8回の男”

 大リーグ、レッドソックスは13日(日本時間14日)、パドレスとのトレードでメジャー通算225セーブのクレイグ・キンブレル投手(27)を獲得したと発表した。交換要員としてマイナーの若手有望株4人を放出した。

 キンブレルは昨季まで所属したブレーブスで4年連続最多セーブをマーク。メジャー6シーズンの通算成績は355試合、19勝12敗225セーブ、防御率1・63。球宴に4回選出されている。今季は61試合で4勝2敗39セーブ、防御率2・58だった。

 注目されるのは、移籍1年目の13年にクローザーに定着し、チームの世界一に大きく貢献した上原浩治投手(40)の役割だ。大リーグ公式サイトによると、レッドソックスのドンブロウスキー編成本部長はキンブレルを新守護神として迎え、8回を上原、7回を田沢純一投手に任せるという。

 今季の上原は右手首に打球を受けて骨折し、8月でシーズンを終えながら3年連続20セーブ以上を記録。43試合に登板し、2勝4敗、防御率2・23だった。メジャー7年の成績は337試合、17勝19敗86セーブ、防御率2・42。

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