【ナッシュビル(米テネシー州)共同】米大リーグ機構(MLB)は9日、プロ野球広島の前田健太投手(27)が大リーグに移籍するためのポスティングシステムの申請が行われたことを全30球団に通知した。前田と米球団との交渉は米東部時間10日午前8時(日本時間10日午後10時)から可能となる。交渉期間は30日間。
2013年に改定されたポスティング制度は日本の球団が譲渡金を上限2千万ドル(約24億4千万円)までで設定し、その額を支払う意思のある全ての大リーグ球団が選手と交渉できる。広島は譲渡金を2千万ドルに設定したとみられる。