ムネリン、来季もメジャー挑戦

 ブルージェイズからフリージェントとなっている川崎宗則内野手(34)の代理人を務めるマーク・ピーパー氏が9日(日本時間10日)、テネシー州ナッシュビルで開催中の大リーグ・ウィンターミーティングの会場で、川崎が来季も米国でプレーする意向であることを明かした。

 川崎は11年オフにソフトバンクからマリナーズへ移籍。過去4年はいずれもマイナー契約からメジャー昇格を果たしている。今オフは日本球界復帰も含めてその動向が注目されていたが、同氏は「ムニ(川崎の愛称)は間違いなく米国に戻ることを考えている」と話した。

 川崎の過去4年の通算成績は262試合、打率・234(612打数143安打)、77得点、10盗塁。2年目以降はチーム状況に応じてメジャーとマイナーを行き来する生活が続いているが、同氏は「ここにいるだれもがムニのことを知っているし、愛している。彼の存在がチームをひとつにし、みんなを楽しい気持ちにする“カワサキ効果”をもたらしている」と話した。

 ピーパー氏はすでに来季の契約に向けてメジャー各球団と接触しているという。「興味のレベルを確認している段階。野手の市場の動きが遅いこともあり、結論を出すには早すぎる。どのチームがフィットするのかを見極めていきたい」と話した。

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